高知の食を知りたければここへ行け!県内最大級の直売所「とさのさと」に潜入
旅先で「その土地の本当の味」に出会いたいなら、駅前のおしゃれなレストランよりも、地元の主婦やプロの料理人が通う市場に行くのが一番の近道。どうも、最近は道の駅巡りが趣味になりつつある30代男子、なおやんです。
高知市内でそんな「飾らない高知の食」を体感できる場所といえば、ここしかありません。JA高知県が運営する、県内最大クラスのファーマーズマーケット、その名も「とさのさと」です。
ここ、ただの直売所だと思って侮ると火傷しますよ。広大な敷地に、新鮮な野菜や果物が山積みの「直売所棟」、お洒落なお土産や食べ歩きグルメが揃う「アグリコレット」、さらには回転寿司やレストランまで。まさに「高知の食のテーマパーク」なんです。今回は、僕が実際に歩き回って見つけた、必見・必食ポイントをガッツリ紹介します!

唯一にして最大の悩みどころ、車なし観光客はどうすれば?
魅力を語る前に、一つだけ現実的な話を。ここ「とさのさと」は、車を持っていない徒歩旅行者には、正直ちょっとアクセスが不便なんすよね。
高知駅から地図で見ると「あ、すぐそこじゃん」と思うんですが、実際に歩くと20〜30分はかかります。しかも、近くに路面電車の停留所やJRの駅がないという、なかなかの硬派な立地。
でも諦めるのは早い!車なしの僕たちには、主に2つの攻略法があります。
1. 潔くタクシーを召喚する:高知駅から1000円ちょっと。複数人ならこれが一番効率的。
2.
レンタサイクル(電動アシスト必須)を利用する:高知駅前の観光案内所で借りられます。特に天気が良い日は、自転車を走らせながら市内を回るのが最高に気持ちいい!買った荷物をカゴにポイっと放り込めるのも強みです。
幻の香り?一度炊けば中毒になる「香り米」をゲットせよ
店内に入ると、見たこともない色の野菜や、柚子の香りが漂う調味料の山に圧倒されますが、僕が真っ先に向かったのはお米コーナー。ここで探すべきは、高知ならではの珍品、「香り米(かおりまい)」です。

これ、グルメ漫画『ミスター味っ子』世代なら「おっ!」となるかもしれません(笑)。普通のお米とは違って、炊き上がるとポップコーンやナッツのような、香ばしい匂いが部屋いっぱいに広がる不思議なお米なんです。高知の四万十周辺など、限られた地域で古くから作られてきた伝統種なんですよ。
食べ方は、いつものコシヒカリとかに1〜2割混ぜて炊くだけ。炊飯器の蓋を開けた瞬間の「うわっ、いい匂い!」という感動は、一度味わうと病みつきになります。カレーやチャーハンにすると、その香りがスパイスをより引き立ててくれるので、自炊派の男子には特におすすめしたいお土産です!
小腹が空いたらこれ!魚を使わない「田舎寿司」の衝撃
広い店内を歩き回ると、当然お腹が減りますよね。そんな時、イートインスペースでぜひ食べてほしいのが、高知名物の「田舎寿司(いなかずし)」。これ、初めて見た時は結構衝撃でした。

だってお寿司なのに、ネタに魚が一切乗ってないんです!代わりに使われているのは、しいたけ、みょうが、たけのこ、こんにゃく……といった「山の幸」。
「魚がないなんて物足りない予感……」と思いつつ口に運ぶと、その考えは一変しました。シャリに使われている柚子酢(ゆのす)の爽やかな酸味と、甘辛く煮付けられた野菜の相性がもう、抜群なんです。シャキシャキした食感も心地よくて、パクパクいけちゃう。重くないので、旅行中の暴飲暴食で疲れた胃にも優しく染み渡りますよ。
高級フルーツの王様「水晶文旦」も産地価格で
もちろん、園芸王国・高知が誇るフルーツ類も驚くほど充実しています。秋から冬にかけての主役は何と言っても、贈答用の高級品「水晶文旦(すいしょうぶんたん)」や、赤ちゃんの頭ほどもある巨大な梨「新高梨(にいたかなし)」ですね。これらが所狭しと並ぶ光景は圧巻の一言。

特に水晶文旦は、その名の通り透き通るような果肉の美しさと、上品で高貴な甘さが特徴。一玉数千円とそれなりに張りますが、東京の百貨店で買うよりは断然お得で鮮度も抜群です。新高梨の方も、その大きさに反して味は非常に繊細で、芳醇な香りとたっぷりした果汁が口の中に広がります。大切な人への贈り物や、自分へのご褒美にはまさに最高のご馳走ですよ。カットされた少量パックも売られているので、ホテルでの夜食に買うのもアリですね。もちろん、実家の両親に送ったりすると、間違いなく株が上がります(笑)。
まとめ:重い荷物は配送カウンターへ。手ぶらで帰るのが正解
ついつい買いすぎて「あ、これ持って帰るの無理だわ」と絶望しても大丈夫。「とさのさと」内にはヤマト運輸のカウンターが常設されているので、その場でパパッと箱詰めして自宅へ送っちゃいましょう。
重いお米も、デリケートな果物も、全部まとめて配送。身軽になって、その足でまた龍馬像を見に行ったり、夜のひろめ市場へ繰り出したりできる。この「身軽さ」こそが、旅を最高に楽しむコツっすね。
高知の「旬」がぎっしり詰まった「とさのさと」。お土産選びに迷ったら、とりあえずここに行けば間違いない。そんな頼れるスポットでした。次はクーラーバッグ担いで行こうかな!


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